「FREE : THE FUTURE OF A RADICAL PRICE」が届きました。
ロングテールという概念を生み出したChris Andersonの新刊”FREE : THE FUTURE OF A RADICAL PRICE“が届きました。
wired magazineに載っていたChris Andersonの記事を読んで、amazonで注文しました。
Chris AndersonがChief editorを勤めるWired Magazineは面白そうな特集記事がのっているときに買っていたのですが、輸入をしていた”洋版”が倒産してからというもの店頭で見なくなってしまいました。が、先日ランチの帰りに六本木ABCに立ち寄ってみたところWired誌が入荷してるのを見つけ早速買ってきました。
その中に、先月あたりからBlog等で話題になっているChris AndersonのFree関連の記事が掲載されており、記事の見出しはこのような扇動的なフレーズが踊っていました。
FREE:
Knock-off handbags and pirated MP3s are not parasites – they’re tomorrow’s sales force. This is the new economy, where free is the optimal price point, argues Chirs Anderson in an extract from his new book
パチもんのハンドバッグや海賊版MP3は寄生しているわけではく、明日のセールスマン/販売員なのだ。 これは、”無料”が最適な価格というニューエコノミーであるとクリス・アンダーソンは彼の新書で述べている。
冒頭では海賊版があふれている中国の音楽事情をもとに、コンテンツが勝手に再配布されまくる中で音楽業界がどう変わったのかといった議論がなされており、海賊版の蔓延によってパブリシティを得て、着メロやライブや物販で稼ぐといったビジネスモデルの変革について書かれています。次の章では、同じく中国を舞台に、いつかは本物を欲しいと思いながら、ブランド品のコピーを買う若い女性のケースを題材に、海賊版がマーケットを破壊することはなく、むしろ将来本物を買う顧客を増やしているのではないかと言った事を述べています。
既成の概念からすると相当過激な事例が上げられており議論を呼びそうなところですが。。。
終わりに著者は次のように結んでいます。
”無料”は今まで以上に消費者の意識を強くひきつけるが、それだけで十分ではありません。
ジレットの製品が(無料の)カミソリと高価な替刃という対をなしていたように、今日の企業家は人々が好むプロダクトだけでなく、人々が対価を払う製品も発明しなければなりません。
”無料”はもっとも良い価格でしょうが、それが唯一ではありません。
デジタル化によって情報・コンテンツの流通コストがゼロに近づいてゆくので、その流れをうまく利用しアテンションを集め、”無料”の時代に即した収益モデルを構築していかなければならないといった話は共感できます。
読むのが楽しみになってきました。
読み終わったら感想をupします。
